冷えに気づくとき、巡りが戻るとき。
朝方の冷え込みに、思わず「風邪ひきそう…」なんて思ってしまう私です。
(大丈夫です、まだひいてません。笑)
冷えといえば、 鍼灸を受けに来られた方が、施術のあとにこんなふうにおっしゃることがあります。「なんだか、からだがぽかぽかしてきました。」 「先生の手、あたたかくて気持ちよかったです。」
最初はわたしの手のぬくもりを感じていたのに、施術が終わる頃には、来院者さんのからだのほうがすっかりぽかぽかに。手を添えると、わたしよりあたたかいことも☺️お腹のあたりがほんのり温かくて、背中や足先までやさしくゆるんでいく。そんなぽかぽかのぬくもりに包まれると、からだだけじゃなく、心もふわっとほどけていきますね。
冷え性だと思ってなかったけど、私、身体冷えてたんですね。」そんなふうに気づかれる方も少なくありません。
冷えって、いつのまにか当たり前になってしまって、自分では気づきにくいものでも。でも、巡りが戻って、本来のぬくもりがよみがえると、からだはちゃんと「巡っているよ」と教えてくれます。
施術のあと、ほわほわとした表情で帰っていかれる背中を見送ると、こちらまであたたかな気持ちになります☺️そんな小さなあたたかさの積み重ねが、心と身体をゆっくり整えていく力になっていくのだと思います。
季節の変わり目、どうぞご自愛くださいね🍀
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